UH青葉山アドバイザーブログ

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うちで映画を見よう ~きっとうまくいく~

 UH 青葉山の入居者の方もそうでない方も、はじめまして。UH 青葉山新規アドバイザーの Y.W です。 新入生の皆さんはいかがお過ごしでしょうか。新しい環境や新しい仲間など期待感をもって 4 月からの新生活をスタートしたものの、自粛せざるを得ない状況によってなかなか思い通りにいかない人も少なくないのではないでしょうか。そんな新入生の皆さんにおすすめの映画「きっとうまくいく」をご紹介します。この映画はきっと新入生の皆さんの将来に対するもやもやした気分を晴らしてくれると思います。

 1. 映画の概要

 「きっとうまくいく」は 2009 年に公開されたインド映画で、傑作との呼び声も高く、「インド映画の中で最も有名な映画」といっても過言ではないほどの知名度興行収入です。なので、もしかしたら既に見たことがある人もいるかもしれません。映画本編は 2 時間 51 分と結構な長さなのですが、シリアスとコメディのバランスが程よく、全編通して飽きることなく楽しみながら見ることができます。今なら Amazon Prime で見れますよ!

 ※ここからは軽くネタバレを含みます。ネタバレはイヤという方に一言だけ。この映画は大学生の、しかも新入生のうちに見ることをおすすめします。見る時期によってメッセージをより鮮明に受け取れるかどうかが変わるためです。

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 映画の冒頭では、主人公の一人、ファルハーンが飛行機内で「大学時代の親友で長年行方が分からなかったランチョーと再会できる」といった内容の電話を受け取ります。ファルハーンは急いで飛行機を降り、道中で大学時代のもう一人の親友、ラ―ジューを拾って卒業校の大学に向かいます。そこで待ち受けていた電話の主とともにランチョーがいる場所に向かうことになり、ランチョーを思い起こして大学時代の回想シーンとなります。

 この映画は、行方不明になったランチョーのもとに向かう現在のシーンと主人公たち3人組の大学時代の回想シーンとで構成されており、それぞれのシーンを行き来します。大学時代のランチョーは入学当初から型にはまらない思考の持ち主で、勉強は成績や就職のためのものと考える学長やその取り巻きたちとは考えを異にしており、作中でも「出世ではなく学識を目指せ」「成功ではなく優秀さを追求しろ。成功は自ずとついてくる」といったセリフを残しています。ファルハーンとラ―ジューは、常に本質を捉えて行動する優秀なランチョーと寝食を共にすることによって徐々にランチョーを友人として尊敬するようになり、3人は学内では異質かつかなりのお騒がせハチャメチャ3人組と認識されるようになります。そんな彼らが大学生活を楽しみながら、考えが異なる学長との確執や家族との亀裂などの問題に立ち向かっていきます。

 

 2. オススメする理由

 おそらくですが、僕がわざわざおすすめしなくても遅くとも大学在学中には見る機会があるんじゃないかなと思います(今更ですが)。それくらい色んな人がおすすめするほど良い映画ということです。では、なぜ僕がこのブログでも「きっとうまくいく」を紹介するかというと、「大学とは何か」について考える機会を早めることによってその後の大学生活を有意義なものにしてほしいからです。

 この映画には、真の友情や家族愛など複数のメッセージが込められていますが、僕たち大学生が注目すべきは上記のランチョーのセリフにもあるように「成功ではなく優秀さを追求」することです。新入生の皆さんには、受験戦争に勝利するために、より良い成績や試験の点数を目的として勉強されてきた方が多いかと思います。しかし、その勉強は本当の意味で自らの将来のためになるか、そして大学に来た目的は学位や就職のためなのか、それとも学問のためなのかを考え行動するきっかけになればと思い、「きっとうまくいく」をおすすめします。

 

 3. 最後に

 長々と書きましたが、まだ完璧には伝わっていないと思います。なので、ぜひ「きっとうまくいく」を実際に見て、今後の大学生活の糧としていただければ幸いです。また、映画でもそれ以外でも、大学在学中に自分の琴線に触れるようなものと出会うと将来がより良いものになると思います。

 浅いレビューブログとなってしまいましたが、読んでいただいてありがとうございました。このブログはリレー形式ということなので、次回ブログは同じ新規アドバイザーのY.Nさんに担当していただきたいです。ご自身の大学での生活などに関連して書いていただけたらと思います。よろしくお願いいたします。